『はじめの一歩』の中で、幕之内一歩は鴨川会長に「強いって、どんな気持ちですか?」と尋ねます。
この言葉を聞いたとき、私も「強さとは何だろう」と考えるようになりました。
ボクシングの世界では、勝つことや相手を倒すことが分かりやすい強さとして描かれます。
しかし『はじめの一歩』には、それだけではない強さも数多く登場します。
這い上がり続ける一歩。
圧倒的なカリスマ性を持つ鷹村。
そして、守りたいもののために強さを求めた間柴。
同じ「強さ」でも、その形はそれぞれ違います。
私は以前から、人の上に立つ人には何が必要なのか、人を守るためには何が必要なのかを考えることがありました。
だからこそ、『はじめの一歩』を見ながら改めて「強さとは何だろう」と考えるようになったのです。
この記事では、作品を通して私が考えた「強さ」について書いていきます。
この記事はこのような方におすすめです
- 『はじめの一歩』が好きな方
- 一歩・鷹村・間柴それぞれの強さについて考えてみたい方
- 「人を守る強さ」とは何か考えたことがある方
- 強さに正解はあるのだろうかと思ったことがある方
- 自分なりの強さを見つけたい方
強さにはいろいろな形がある
『はじめの一歩』を見ていて感じたのは、強さにはさまざまな形があるということです。
ボクシングは勝敗がはっきりする競技です。
そのため、試合に勝つことや相手を倒すことが強さとして分かりやすく描かれます。
しかし作品に登場する選手たちを見ていると、それだけではない強さも感じます。
一歩は、強さに憧れてボクシングを始めました。
もともとはいじめられっ子でしたが、何度倒されても立ち上がり、少しずつ前へ進んでいきます。
私はそんな姿に「這い上がる強さ」を感じました。
鷹村にはまた違う強さがあります。
圧倒的な実力を持ちながら、人を引きつけて引っ張っていく力があります。
試合だけではなく存在そのものに迫力があり、カリスマ性という強さを持っている人物だと感じました。
そして私が特に共感したのが間柴です。
不器用で人付き合いが得意ではなくても、妹との生活を守るために強くなろうとします。
その姿からは、誰かを守るための強さを感じました。
同じボクシングという世界で戦っていても、一歩・鷹村・間柴の強さはそれぞれ違います。
『はじめの一歩』を見ていて、私は強さには一つの形だけではなく、人の数だけ違う形があるのかもしれないと感じました。
人を守るためには何が必要なのだろう
強さにはさまざまな形があると感じる一方で、私は以前から「人を守るためには何が必要なのだろう」と考えることがありました。
最初に思い浮かんだのは、お金です。
実際、お金があれば解決できる問題はたくさんあります。
逆に、お金がなければ解決できないことも少なくありません。
生活を守るためにも、お金は必要なものだと思います。
だからこそ、人を守るためには経済力が大切なのではないかと考えていました。
しかし、考えれば考えるほど、お金だけでは足りないようにも感じるようになりました。
お金でつながった関係は、お金がなくなったときに終わってしまうことがあります。
それでは、本当に人を守れているとは言えないのではないかと思ったのです。
また、お金だけの関係では信頼も生まれにくく、裏切りや打算が入り込むこともあります。
もちろん、お金は必要です。
それでも、人を守るために必要なものを考えたとき、私は「お金だけではない」というところで立ち止まりました。
では、本当に人を守るために必要な強さとは何なのだろう。
『はじめの一歩』を見てから、ふとした時に考える事が増えました。
強さとは安心させられることなのかもしれない
人を守るためには何が必要なのか。
その答えを考えているうちに、私は「安心」という言葉が思い浮かびました。
もちろん、安心させるためにはお金が必要な場面もあります。
力が必要なこともあるでしょう。
ですが、それだけで人が安心できるわけではないとも感じています。
私が安心できると思うのは、言ったことを行動で示す人です。
約束を守る人。
人を騙したり蹴落としたりしない人。
完璧で間違えない人ではなくても、自分の言葉や行動に責任を持つ人です。
そういう人がいると、「この人なら大丈夫かもしれない」と感じることがあります。
『はじめの一歩』を見ながら考えていた強さも、もしかするとそういうものなのかもしれません。
ただ、それが本当に強さの答えなのかは分かりません。
それでも私は、人を安心させられることも強さの一つなのではないかと感じています。
まとめ
『はじめの一歩』の中で、一歩は「強いって、どんな気持ちですか?」と尋ねます。
私もその言葉をきっかけに、強さとは何だろうと考えるようになりました。
作品の中には、一歩のような這い上がる強さ、鷹村のような人を引っ張る強さ、間柴のような守るための強さなど、さまざまな強さが描かれています。
そして、人を守るためには何が必要なのかを考えたとき、私はお金だけではないことにも気づきました。
では本当の強さとは何なのか。
正直なところ、私は今でも明確な答えを見つけられていません。
それでも、『はじめの一歩』を通して感じたのは、強さには一つの正解があるわけではないということです。
人によって強いと感じるものは違います。
だからこそ、自分にとっての強さとは何なのかを考えることに意味があるのかもしれません。
この記事を読んでくださった方も、ぜひ一度、自分が思う「強さ」について考えてみてください。

